横浜市緑区中山の住宅街に、ギャラリーやカフェ、レンタルスペースなどが点在する小さなエリアがあります。今回は、その中のひとつ「Park753 + AIRSTREAM」で開催された「エンリッチザハートマルシェ」におじゃましました。そこには、カレーや焼き菓子から雑貨まで暮らしに根ざしたフードや日用品が並び、日常の買い物では味わえないワクワクがありました。

［リンゴのお酒］

長野県安曇野産の傷ありリンゴで作られたシードルを販売する「シルクロ シードル」。食事の邪魔をしないさっぱりした辛口で、果物本来の自然な甘さや酸味、シュワッとした泡の爽快感が口の中で広がります。



今年4月に開催されたジャパンサイダーカップの国内モダンサイダー部門でブロンズ賞を受賞。規格外や虫食いなどで棄てられてしまうリンゴも、人の手が加わることでおいしいシードルに生まれ変わるのだと世界に認められたことが素晴らしい！

Instagram：@circulo.cidre

［カレーパン、レモンケーキ、はちみつ］

料理研究家の富樫沙恵子さん主催の「キッチン リベカ」では、揚げたてのカレーパンを販売。ココナッツオイルで揚げたカリカリのパン生地の中には、じっくり煮込んで自然なとろみを出した牛すじと野菜のカレーがたっぷり。ほかにもレモンケーキや希少なキルギスのはちみつも販売しています。

Instagram：@kitchen_liveca

［アイシングクッキー＆焼き菓子］

「メリメロ（いろいろなもの）」という名前の焼き菓子屋さんには、クッキー、スコーン、フィナンシェなどが並び、眺めているだけでも幸せな気持ちに。かわいいアイシングクッキーは、自分へのご褒美やギフトにぴったり。こころぐティータイムのお供にもおすすめです。

Instagram：@atelier.melimelo

［ピタパン］

イベント出店を中心にケータリングや出張料理を行う「アントイ」。自らを多国籍のゴーストレストランと称すように、この日のラインナップもピタパン、チョコタルト、イカ焼きとじつにユニーク。前回はおでん、その前はパスタがメインだったそう。次回はどんな料理に出合えるのか楽しみです。



新鮮な朝どれ野菜やしっとり柔らかなハーブチキンを詰め込んだピタパン。鮮やかな彩りが食欲をそそります。

Instagram：@anthoi0707

［生米パン］

「米乃和」の生米パンは、予約で完売してしまうこともあるほどの人気ぶり。米粉ではなく生の米から作ることで、栄養やおいしさを失わず、そのままパンにすることができるといいます。定番のプレーン丸パンは、宮城県無農薬ササニシキを使用。米本来のやさしい甘みとモチモチ感は一度食べたらクセになるはず！

Instagram：@komeno_wa

［量り売りドライフルーツ］

オーガニックやフェアトレードのドライフルーツ、ナッツ類、チョコレート、塩、砂糖などを販売する量り売りのお店「まる」。20gからほしい分だけ購入することができるので「ちょっとだけ食べてみたい」を叶えてくれます。ゴミを出さない地球に優しいお買い物がモットーなので、マイ容器やエコバッグをお忘れなく。

Instagram：@hakariuri_maru



「Park753 + AIRSTREAM」で一際目を引くアメリカの古いトレーラー。中は広々としていて、ミニキッチン、カウンターが設置されています。

［スパイスカレー］

「パームカレー」のスパイス香る本格カレーは、マルシェの第1回から販売されている名物的存在。この日のカレーは、スパイスチキン＆ココナッツベジの合いがけカレー。グリルしたオーガニック野菜がたっぷりトッピングされていて食べ応えがあります。



トレーラーの中でも飲食可能ですが、青空の下で食べるカレーは一段とおいしく感じられます。

Instagram：@palmcarry

［エシカルアクセサリー］

「Asara accessory」は、マルシェ主催の麻美さんが作るアクセサリーブランド。真っ白な石の粘土に麻炭や植物など、人にも環境にもやさしい天然色素で着色しているので、独特のニュアンスカラーに仕上がっています。見た目よりずっと軽いので、体や服に負担がかからないのも魅力です。

Instagram：@asara_accessory

［バッグ、エプロン］

自分用に作っていたバッグがマルシェ主催の麻美さんの目にとまり、販売を始めたという「リブホペ」。普段使いからアウトドアまで使えるバッグは、持ち手の組み合わせやポップな色使いにセンスが光ります。バッグ以外にもエプロンやひのきのアップサイクルグッズなど、日常に寄り添うアイテムも要注目です。

Instagram：@livhope.37

［主催の薬真寺麻美さんと和さん］

アクセサリー作家としても活動する、エンリッチザハートマルシェ主催の薬真寺麻美さん。マルシェをサポートする息子の和（やまと）さんは、手編みの帽子の販売もしていて、お二人がかぶっている帽子も和さんのお手製。
「いろいろなマルシェに参加してきましたが、ビジネスライクではなく、もっと人と人がつながるあたたかいマルシェがあったらいいなと思い、最初は出店者3組でスタートしました」と麻美さん。その思いが伝わったようで、人の輪が広がり、回を重ねるごとに出店者も来場者も増えていったといいます。 買い物だけではなく、占いやマッサージ、音楽ライブなども楽しめるので、ワクワクとおいしいを見つけに出かけてみませんか。

Instagram：@enrich_theheart_marche

Park753 + AIRSTREAM

神奈川県横浜市綠区中山5-9-1 Co-coya park753広場
JR横浜線・市営地下鉄グリーンライン「中山駅」徒歩約7分

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