-心くつろぐHYGGEな時間- こころぐ vol.12
北欧から届いた「ラプアンカンクリ」の
ポケットショールで温もりのある暮らしを
心までハレにするファッションブランド「Marisa Grace(マリサグレース)」から生まれた、暮らしにまつわるモノやコトを紹介するコラム「こころぐ」。北欧デンマーク発祥の「ヒュッゲ」という価値観を取り入れながら、心くつろぐ時間をお届けします。
いよいよ本格的な冬がやってきました。
寒い日は外出するのがおっくうになったり、室内にいてもひざ掛けがほしくなったりしますよね。そこでおすすめしたいのが「ラプアンカンクリ」のポケットショール。
ラプアンカンクリは、1973年にフィンランド西部にある小さな町、ラプアで創業したテキスタイルメーカー。天然素材にこだわった上質なウール製品が人気で、中でもロングセラーとなっているのが、このポケットショール。部屋着の上に羽織るのはもちろん、ポケットつきなのでアウター代わりにもなり、そのファッショナブルなデザインで、多くの人に長く愛されています。そんなポケットショールの活用方法を、インテリアスタイリストで骨格スタイルアドバイザーでもある村上直子さんに教えてもらいました。私服を交えながら、コーディネートもご紹介します。
ポケットショールMARIA 15,400円(税込)
ソファーやイスの背もたれにスタンバイしておけば、サッと羽織れるだけでなく、インテリアのアクセントに。飽きのこないシンプルなデザインで、どんなお部屋にも自然に馴染みます。おうち時間はもちろん、アウトドア、オフィス、車の中など、さまざまなシーンで重宝します。
暖房をつけるほどの寒さでないときや、暖房をつけていても足もとが冷えるとき、ひざ掛けにしたり、ブランケットのようにくるまったりできて、持ち運びにも便利。ほどよい厚みで、寒い日も温もりで包んでくれます。
幅が約60㎝のショールなので、ストールと違って大判すぎず、部屋着の上からサッと羽織りやすいのが魅力。ベランダやごみ出しでちょっと外へ出るときも、楽だけど手抜きに見えず、さりげないオシャレが楽しめます。
ポケットショールIIDA 17,600円(税込)
種類が豊富で選ぶ楽しさもあるラプアンカンクリのポケットショール。クールなオールブラックコーデには、フィンランドの森を思わせるグリーンのショールをチョイス。着こなしのポイントになるだけでなく、顔まわりを明るく見せてくれる効果もあります。
ポケットショールMARIA 15,400円(税込)
全体を白とグレーでまとめたカラーレスコーデ。ウールのニットとショールに薄手の白スカートを合わせることで軽やかさを演出。鮮やかなカラーを使わない分、地味見えしがちですが、ボリュームのあるポケットショールがメリハリとこなれ感を与えてくれます。
夏のイメージが強いかごバッグですが、じつは、はずしアイテムとしてオールシーズン使える万能アイテム。ショールをのせておくと、目隠し役になるだけでなく、気温の変化にも対応できます。
(さいごに)
「室内で過ごすときはもちろん、“ちょっとそこまで”のお出かけに重宝します。あたたかさは申し分なく、安定感があってズレ落ちにくいのがいいですね。コートを着るよりも手軽で、ポケットに手を入れるだけでサマになります」と村上さん。この冬、おうちでも外でも活躍するラプアンカンクリのショールをお迎えして、あたたかくこころぐ時間を過ごしてみませんか。
プロフィール
村上直子さん
整理収納アドバイザー、インテリアスタイリスト、骨格スタイルアドバイザー。「アフタヌーンティー・リビング」勤務後、結婚出産を経て、現在は装飾美術、コンサルティング、インテリア雑誌のスタイリング、雑貨販売などを行う。著書に「子どもとすっきり暮らすシンプル収納ルール(PHP研究所)」がある。
Instagram:@kikiuchireset
撮影:竹下アキコ
取材・文:鞍田恵子